今日、読売新聞に掲載された記事を読んで
忘れかけ始めていた自分がいたことを知った。
記事を読んでいくうちに、私の鼻先がクンクンと匂いを察知する。
その内容は、3月11日の震災後に生き方を考え直した人達についてで、
ある人は会社や家の身辺整理をし、中古のキャンピングカーを買い込んで旅に出た人、
田舎に家を買って自給自足をし始めた人、などのことだった。
キャンピングカーの人は極限までいらないものを手放した、
自給自足の人は、家族の生存を助けるものになる。
ただ生きているのではなく、あの日以来、『生きる』を考え直した人は沢山いたはず。
そして、実行に移った人も少なくないと思う。
被災地の人、被災地に近い人、被災地ではなかった人、
温度差はあると思うが、大阪にいる私だって『生きる』をある意味、新鮮に感じた。
生死が脅かされる環境や事件に出合うと人は覚醒する。
眠っていた脳の一部が活性されるはずだ。
そして・・・時間が経過し、もとの眠りの状態に戻ってしまう。
「生き方、」そのことを言ってみると、「真摯に・・・」っと頭の中で聞こえた。
絶対にごまかしがない、と言う意味なのだろうと思う。
自分をごまかさない、人をごまかさない・・・と理解する。
身辺整理は必要だ、いらないものを持ち続けても良いことはない。
いらないものの方が多いと思う、片付けよう!
これ、自分に言い聞かせる!
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