「who is in?」と言う公案(問い掛け)がパワフルであることを実感した。本当に度胸がいる、自分をごまかせない。アクシデントはどの瞬間にでも起こりえる。取り組めば、取り組むほど、マインドのごまかしが効かなくなっていく、そして、そのごまかしの世界を作り上げている<私>という幻に驚かされる。本当に、穴があったら入りたいくらいに恥ずかしい。幻の世界は、まったく自分本位の世界なのだ。どこまでが自分本位で、どこまでが幻なのか? と言う疑問の余地もないくらい全部だ。気づきに上がってこずとも、私は幻の世界にどっぷり浸かりきっている。それが無意識ということだ。このメソッドを何度か体験しているが、終わりはない。エゴはそうそう退散してくれそうにない。明け渡すには本当に度胸がいる。エゴが入り込んでくる瞬間、その首をひっつかまえないと、私はそれに乗っ取られてしまう。社会の中で生きていると、なおさら、難しい。だが、あり得ない話ではないようだ。「私の中に誰がいる?」と言う問い掛けが現実味を帯びてきた。
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