4.11.2012

ロレンツオのオイル

昨夜、映画『ロレッツオのオイル』を観た。
ALD(副腎白質ジストロフィー)にかかった少年とその両親について。

この映画は事実に基づいて製作され、私にとっては、
体の健康を支える心の健康がいかに大事であるかを思い起こしてくれました。
それと、意志の強さとは、愛であることも。

お勧めの映画です。
ALDは中枢神経の脱髄と副腎不全を特徴とする遺伝性の病で、
神経を覆っている髄鞘と呼ばれる鞘の部分の崩壊が起こる病態です。
電線に例えれば銅線が神経で、その被覆の部分がなくなってしまう状態です。

以下 http://neurol.med.tottori-u.ac.jp/scd/ALD/index.html から

10歳以下で発病するタイプで、ALD全体の約30%を占め、最も多い病型です。
一般的に3〜10歳の間に発病しますが、もっとも多いのは7~8歳です。
初発症状は性格・行動の変化(落ち着きがない、突発的な行動)、
学業低下、視力低下などが多く、しばしば心理的な問題や、
最近話題になっている注意欠陥多動性障害(ADHD)や
学習障害児(LD)と間違われることがあります。

初発症状に続いて言語障害、聴力低下、歩行障害、けいれん、
嚥下障害(食べ物が呑み込みにくくなること)などが出てきます。
痙性歩行(つっぱったような歩行)で腱反射が亢進します。
副腎不全症状(色素沈着、嘔吐、低血圧)はあまり表面には現れませんが、
検査をすると高率に副腎機能が落ちています。
2年程で寝たきりになり、5~10年くらいで死亡する場合が多いようです。
映画「ロレンツオのオイル」の主人公ロレンツオ・オドーネ君はこのタイプです。

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